一人暮らしで冷凍弁当を安く続けるには?スーパー活用・デイの持ち帰り弁当まで専門家が解説

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「一人暮らしで、できるだけ安く冷凍弁当を続けたい」。こう考えて宅配弁当を探している方は多いと思います。特に高齢の方や、離れて暮らす親のために少しでも食費を抑えたいと考えるご家族にとって、コストは大きな関心事ですよね。
理学療法士・介護支援専門員として在宅高齢者の食事に関わってきた経験から、一人暮らしで冷凍弁当を安く続けるための工夫をお話しします。
安さだけで選ぶなら宅配弁当が最安とは限らない
最初に、少し正直なお話をします。純粋に「安さだけ」を追求するなら、宅配の冷凍弁当が必ずしも一番安い選択肢とは限りません。
たとえば、近所のスーパーで特売になっている冷凍食品を買っておくという方法があります。冷凍のおかずを何種類かストックしておいて、食事のときにいくつか組み合わせてお皿に出せば、それだけで立派な一食になります。スーパーの特売をうまく使えば、宅配弁当よりも安く抑えられることも多いです。冷凍なので日持ちもしますし、自分の好きなタイミングで食べられます。
ただし、この方法には「自分で買い物に行けること」「組み合わせを考えて栄養バランスを整えられること」という前提が必要です。ここができる方にとっては、スーパーの冷凍食品を活用するのは十分アリな選択肢だと思います。
果物を組み合わせて安く栄養をプラスする
冷凍弁当や冷凍食品だけだと、どうしてもビタミンや食物繊維が不足しがちです。そこでおすすめしたいのが、果物を組み合わせることです。
特に、冷凍のブルーベリーやミックスベリーは、安くて栄養価が高いのでおすすめです。冷凍の状態で売られているので日持ちしますし、必要な分だけ取り出して食べられます。ヨーグルトに入れたり、そのまま解凍して食べたりと使い方も簡単です。ベリー類には抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンが含まれていて、食事にプラスするだけで栄養の底上げになります。
冷凍弁当や冷凍食品でメインの食事をまかないつつ、果物で足りない栄養を補う。この組み合わせなら、コストを抑えながら栄養バランスも整えやすくなります。
要介護・要支援なら「デイの持ち帰り弁当」も相談を
これは意外と知られていないのですが、介護保険で要介護や要支援の認定を受けている方には、もう一つの選択肢があります。
デイサービスや通所型サービスに通っている場合、そこでお弁当を提供してくれるところがあります。施設によっては、持ち帰り用のお弁当を用意してくれるところもあるんです。デイサービスで昼食を食べて、さらに夕食用のお弁当を持ち帰る、という使い方ができる場合があります。
こうした持ち帰り弁当は、施設によっては比較的安く提供されることもあります。ケアマネジャーがついている方は、一度相談してみるといいかもしれません。「デイで夕食用のお弁当も頼めませんか」と聞いてみると、地域によっては対応している施設が見つかることがあります。ケアマネジャーは地域のサービス事情に詳しいので、こうした情報も持っていることが多いです。
介護保険サービスと食事の関係については、こちらの記事でも詳しく解説していますのでご覧ください。
→【介護保険で食事の宅配は使えるの?配食サービスの種類と費用を解説】

それでも宅配の冷凍弁当が向いている人
ここまで「安さ」の観点でいくつか方法をお伝えしましたが、それでも宅配の冷凍弁当が向いている方はいます。
買い物に行くのが難しい方
体力的に買い物に行くのが難しい方や、コンロや包丁の使用を制限されている方にとっては、宅配の冷凍弁当がやはり便利です。電子レンジで温めるだけで食べられて、買い物にも調理にも行かなくていい。この手軽さは、スーパーの特売品では得られないものです。
栄養バランスを自分で考えるのが負担な方
スーパーの冷凍食品を組み合わせる方法は、栄養バランスを自分で考える必要があります。これが負担に感じる方や、うまく組み合わせられない方には、管理栄養士が栄養設計をしてくれる宅配弁当の方が安心です。カロリーや塩分、たんぱく質が1食ごとに調整されているので、何も考えなくても栄養バランスの取れた食事ができます。
冷凍弁当も工夫すれば安くなる
宅配の冷凍弁当も、選び方や頼み方を工夫すれば、思ったより安く抑えられます。まとめて注文すると1食あたりの単価が下がるサービスが多いですし、定期購入にすると送料無料や割引が適用されることもあります。初回のお試しキャンペーンを使えば、通常よりかなり安く始められるサービスもあります。
コスパの良い冷凍宅配弁当については、こちらの比較記事で紹介していますので参考にしてください。
安さと栄養のバランスで考える
最後に、一人暮らしで冷凍弁当を選ぶときの考え方をまとめます。
自分で買い物に行けて、組み合わせも考えられる方は、スーパーの特売の冷凍食品に果物をプラスする方法が、安くて栄養も取れておすすめです。買い物や調理が難しい方、栄養バランスを考えるのが負担な方は、宅配の冷凍弁当を工夫して安く使うのがいいでしょう。そして、要介護・要支援の認定を受けている方は、デイサービスの持ち帰り弁当という選択肢もあるので、ケアマネジャーに相談してみてください。
安さだけで選んで栄養が偏ってしまうと、かえって体調を崩して医療費がかさむこともあります。安さと栄養のバランスを見ながら、無理なく続けられる方法を見つけることが大切です。
まとめ
一人暮らしで冷凍弁当を安く続けたいなら、宅配弁当だけが選択肢ではありません。スーパーの特売の冷凍食品を活用したり、安くて栄養価の高い冷凍ベリーを組み合わせたり、要介護・要支援ならデイサービスの持ち帰り弁当を相談したりと、いろいろな方法があります。
そのうえで、買い物や調理が難しい方、栄養バランスを任せたい方には、宅配の冷凍弁当が便利です。まとめ買いや定期購入、お試しキャンペーンを使えば、思ったより안く始められます。ご自身やご家族の状況に合わせて、安さと栄養のバランスの取れた方法を選んでください。
食事のことで気になることがあれば、担当のケアマネジャーに相談してみてくださいね。

